肝臓癌の余命
肝臓癌の原因は、大部分が肝炎ウイルスです。癌の治療はこの肝炎ウイルスまで根絶するものではありません。ですから癌が3~5年の間に再発する可能性も少なからずあり、定期的検診が極めて重要です。しかし再発しても、条件よっては再手術することもできます。
各治療法ごとの5年生存率は、肝切除が50~60%(1年生存率:約85%、3年生存率:約65%、5年生存率:約46%)、エタノール注入療法で40~50%(1年生存率:約8%、3年生存率:約51%)、肝動脈塞栓術が10%前後(1年生存率:約55%、3年生存率:約20%、5年生存率:約9%)とい報告があります。これらの数字は、患者の年齢や合併症(糖尿病など癌以外の病気)などの影響を受けますので、大まかな目安としてお考え下さい。
肺癌や膵臓癌、 胆道癌などと共に、肝臓癌は再発率が高い病気ではありますが、近年は、早期発見し、切除することができた場合の5年生存率は約70%になるという報告もあります。
一方で状態にもよりますが、切除できなかった患者の平均生存期間は約3~4ヶ月、5年生存率は約4%程度にとどまるようです。
つまり肝臓癌において最も効果的な延命方法は、早期発見による治療といえます。
また治療法の進歩によって、生存率は確実にあがってきています。確実なものはまだありませんが、再発防止についても、様ざまな試みがなされています。したがって治療がいったん完了しても、定期的なチェックが必要です。
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