肝臓癌の症状2
肝臓は「沈黙の臓器」と呼ばれているように、発生しても自覚症状が比較的に少なく、「肝細胞癌」初期の場合は特有の症状も現われにくいため、慢性肝炎や肝硬変などの治療を受けている途中で、肝臓癌が発見されることも多い疾病です。
肝内胆管癌
「肝内胆管癌」にも、特にこれといった症状はありません。肝内胆管癌は、肝臓の出口付近にある胆管にじわじわと拡がり、胆管が閉塞してしまうため黄疸が起きます。こちらも非常に見つかりにくいがんであるため、症状が出てから発見されることも珍しくなく、進行している場合も少なくありません。
病状が進んでからの自覚症状としては、右上腹部のしこりや痛み、発熱、黄疸などがあります。まれなことですが、肝臓癌の破裂により激痛が走ることもあります。主な自覚症状は以下の通りです。
- 手足や顔、白目の部分が黄色くなる「黄疸」が現れることがあります。
- 肝臓が腫れて血管を圧迫すると、静脈瘤ができることがあります。これが破裂すると吐血や下血により、命に係わる危険な状態に陥ります。
- 赤血球が壊され、貧血を起こすことがあります。めまいや冷や汗、脱力感などの症状が出ます。
- 腸がむくんで、便秘や下痢が続くことがあります。
肝臓癌は、これらの症状が出ないうちに発見することが大切です。気づいたときには、かなり進行していることが多いので、日頃から肝臓をいたわることが重要です。良質なたんぱく質をはじめ、ビタミン、ミネラルなどの栄養素を摂取し、バランスのとれた食事に心がけ、糖質や脂質の取りすぎには十分に注意する必要があります。
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