肝臓癌の原因2

肝臓癌の治療しよう!

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肝臓癌の原因2

 日本人にの肝臓癌は、近年、増加傾向にあり、この病気による死亡者数は2015年頃まで増加し続けると予想されています。その主な原因は、肝炎ウイルスへの感染です。

 肝臓癌の9割を占める「肝細胞癌」のほとんどは、B型肝炎やC型肝炎を経由しているため、両者のウイルスに対して陽性の場合は、定期的な経過観察が必要であるといえます。特にC型肝炎ウイルスに感染した人が肝臓癌になりやすく、肝臓癌患者のうち、これらのウイルスを持っていた人は実に約90%に達しています。

 B型肝炎ウイルスから発病する例は年々減少傾向にありますが、40歳以下の場合、ほとんどがB型が原因になっています。肝炎ウイルスに感染していなければ、肝臓がんになる危険はほとんどありません。

 C型肝炎ウイルスに感染すると、1ヶ月から3ヶ月の潜伏期間の後肝臓に炎症(急性肝炎)が起こります。さらに慢性肝炎から肝硬変へと進行することが多く、肝硬変になってしまうと肝臓癌を発病する危険性が高まります。時間的には、感染してから約25年経過すると肝臓癌ができやすくなります。

 B型およびC型肝炎ウィルスの感染は、血液を媒介にして起こります。このところの肝臓癌の増加は、戦後の売血制度、輸血を多用した肺結核手術、また血液提供者のウィルスが混入した血液製剤などが原因とみられています。しかし近年は、輸血や分娩による感染は、ほぼ防止可能となっています。

 なお、アルコール性肝炎から肝硬変になった場合、肝臓癌が発症する率は低いとされています。ただし、日頃から酒量が多い人がウイルス性肝炎を発症し、肝硬変になった場合は、かなり高い確率で肝臓癌が発生します。

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